戦う・逃げるであり、交感神経を使っています。
私たちは成育歴の中で、どの神経を一番使ってきたかで、
その一番使ってきた神経が強化され、自分の反応や人生の土台となります。
フリーズだから、悪い、調子のよい時ばかりだから良いの判断はせず、
「どの神経も良い悪いはなく、自分にとっての最高の生きる戦略」として使っています。
私は20代の時、法律事務所に勤めました。
入社して数日たったあるお昼休み、
休憩室でお弁当を食べていると、
電話が鳴りました。
対応がわからずにいると、
先輩が机を蹴りました。
「私が電話に出ろ」というポーズでした。
驚いた私は、その場で固まってフリーズ。。。
別の先輩が電話に出たと記憶しています。
私は、先輩のその行動に深く傷つきました。
そして、そのことに異議を唱えずに退職しました。
当時の私は、
入社したばかりの自分が先輩に何か言うなんて考えられず、
仕事を覚えたり、職場に馴染むのに必死でした。
そして、退職が自分を守ることでした。
別の法律事務所にて。
先輩と一緒に組んでいた会社が、
期日までの書類が集まらない事態になりました。
その先輩は、会社との電話が終わった後、
私の机のそばに来て、
壁を「ドン!」っと叩きました。
私は驚いたのと、怒りをぶつけられたと感じ、フリーズしました。
その出来事の1か月後、
私は先輩に伝えました。
「あなたが壁を叩いたのは、暴力と感じました。」
先輩は私に謝りました。
私の神経の土台はフリーズが働きやすいです。
でも、自分が持っている自己調整の力で、
フリーズしっぱなしではなく、
相手に伝えられる=フリーズを溶かすことができるようになりました。
自分の神経の土台は、
自分の自己調整の範囲を広げることにより、変えられます。
何歳からでも。
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